株が下がるイベントを纏めておきました。
私も株式取引を始めた頃、急落する株価になんで?と声を荒げていました。
たいていはネット掲示板を見ながら情報収集するのですが、確信を得られない事もあります。
個人的経験から、初心者の方であれば、頭に入れておかねばならない話だと思うので、是非急落したときにこれを読み返してください。
目次
増資発表
こいつを食らうと一日が腹立たしく感じます。
増資とはその会社が株券を新規発行してお金を調達することを指します。
当然のことですが、増資されると希薄化と言って、自分の持ち株分の権利割合が低下します。
それに嫌気して株価は下がります。
しかも増資とは大抵が業績不振の会社がやることで、不安感も与えるため、イメージも悪くなります。
しかしながら、もしかしてこの先増資される?と思えば空売りで仕掛けるのも手です。
特に近年ではANAやJR西日本など、運輸関係は増資ラッシュですよね。
鉄道株は今後増資ラッシュでしょうから、今後 the big shortしても良いかもですよ。
指数からの組み入れ除外
日経平均とは日経新聞社が選んだ225銘柄の平均値を指しますが、このような指数を構成する銘柄から除外されると、その会社の株価は下がります。
指数に採用されるということは、その指数で運用されるETF、投資信託があり、除外されるとともにその大口母体から売られることを指します。
そのため、除外日には下がりやすいと言われていますし、本当に下がります。
しかも、そのような銘柄は皆さんが空売りするので、逆日歩も発生しやすく、空売りしてられません。
私個人の思い付きですが、CFDで空売りしてたらどうなだろうなー?と思っています。
配当権利確定日翌日の寄り付き
配当落ちと言って、配当を取られた銘柄は権利確定日の翌日の寄り付きから価格がギャップダウンします。しかも高配当になればなるほど、ギャップダウン後も指数に対してリターンが劣後しやすい傾向にあります。それは配当アノマリーと言って、配当権利日から約一か月と言われています。
オリックスとか、コロワイドなど、高優待銘柄もその特徴を持っていますので、権利日翌日から1か月ほど売ってみたいですねぇ。
市場予想を下回った四半期決算発表
これは言わずもなが、株価が下がる理由として正統派の情報です。
よく初心者にありがちなのが、あれ?利益ちゃんと出ていて、前年度よりも好決算なのに爆安!なんで!というのがあります。それは売上・利益進捗率が鈍化しているか、市場予想に届いていない時です。
株を買うときにスクリーニングして買うときに気を付けましょう。すでに吸殻・シケモクかもしれません。
安いには理由があると思って調べた方が良いですね。
文春砲
時々あります。近年ではタマホームやオープンハウスなどが代表例でしょう。
しかし、業績に関係のないスキャンダルはしばらくすると株価として戻ってきます。
なので、この類の株価下落では果敢に買ってゆきましょう。
ただし、ゴーン元社長レベルのスキャンダルだとちょっと買えませんし、買わなくて正解だったので、常勝というのは難しいかもしれません。
不正・リコール・粉飾決算・生産停止・行政処分
これがあれば、即時にその株から撤退しましょう。
経営もやばいし、株価は戻らないことが殆どです。
もう、反射神経が問われます。
すぐに売る、会議中であろうが、葬式中であろうが、結婚式中であろうが、スマホで売ってください。
運転中でもラジオでニュースを聞いたら、ハザード焚いて、路肩に止めてすぐに売ってください。
儲けようと思っても、空売りしようにも監理銘柄指定されると何にもできません。
東芝などは再上場前はウンコ中のウンコ、The combination of cat shit and dog shitでしたよ。
行政処分を受けた日医工はもしかすると、今が美味しい時かもしれません。
業務が続く見込みのある会社のダメダメなニュースが出尽くした時が買い時かもです。
ねじれ国会
これが発生するともうだめです。
経済停滞です。
株価は下がってゆきます。
しばらくは、フル現金にして機を待ちましょう。
まだまだ思いつきそうですが、今日はこの辺で。