今朝は海外とのWeb meeting のため、早朝に家を出て、朝7時半に出社しました。更衣室につくと、部長と一緒になりました。おはようございます、から会話は始まり、朝早いですねー、いつもこの時間に出社ですか?など話していると、どうも部長はコロナの感染対策のために、車通勤に変えたのだとか。


ここで合理的主義者の私は普通に疑問がわきます。車通勤におけるリスクと、通勤途上におけるコロナ感染のどちらがリスクが高いのか?と。死亡リスクはどちらが高いのかと。敢えて角は立てる男ではないので、部長からはさっさと離れて、歩いているうちにスマホと取り出し、2019年の交通事故死亡者数を調べました。3215人でした。一方でコロナは感染拡大から6か月で1467人。ただし、直近3か月では約500人。年換算で2000人。しかも車通勤にするとそのまま交通事故リスクは確実に上がりますが、コロナは会社というコミュニティーに属する限り、リスクは大きくは低減できないはずです。なぜなら、周りの人間が公共交通機関を使っているからです。

私の簡単な計算によると、部長はご自身のリスクを1.5倍程度に上げていたわけですが、果てして正しい行動だったのでしょうか。