本は一期一会、その一節が時々人生を変える事があります。
今日の推薦図書は「40兆円の男たち」。
サブタイトルで「the alpha masters」となっているので、非常にドキドキします。（俺だけ）
私は基本的には著名な投資家のインタビューやドキュメンタリー系の本が好きですが、この本には私が好きなレイダリオが登場します。
この本を買って良かったと思ったのは以下の一節に対してドカンと心に響いたからです。
～相関性の無い良い投資が15以上あれば、リスク対リターンの比率が5倍は上昇する。それこそが投資の聖杯なのだとダリオは言う。～
我々はリスクを抑える事さえできれば、レバレッジも組めるのです。
投資におけるリスクこそが最も我々を憂鬱にさせ、将来を悲観させる原因となるのです。
ダリオはこの問いに対し、明確な答えをくれています。
その一節を見つけただけでも、私はこの本を買って良かったと思っています。
私に置き換えて言うと、如何に相関性の無いトレードシステムを作ってゆくか、それが最大の課題である、という事です。
まだ4つしか作っていない、だけども将来的には10以上のシステムで運用してゆきたいと思っています。
これからもこの一節を思い出すためにこの本を開くでしょう。