会社では、なぜか筋トレしている人として有名です。
誰が言いふらしているのか、わかりませんが。
心当たりが無いという訳でもなく、
確かに営業課に行って、ローラー付きの椅子を腹筋ローラー代わりにして腹筋を講義したり、
工場ではぶら下がれるところで懸垂をしたり、
自席の椅子の手すり部分で何度も足を浮かせて脚前挙して手すりを疲労破壊したり、
高知出張ではカツオバーを買って筋トレしている人たちに配ったり、
机の下にササミバーとプロテインバーを常備していたり、
昼休み中に筋トレYOUTUBEを見ていたりするので、
もしかするとチョット筋トレ好きなのがバレているのかもしれません。
ただし、筋トレは筋肉増大だけに効果があるだけではありません。
単に鍛えているとナルシストであるかのように言われますが、美肌効果、記憶力増大、死亡リスク低減等、もはや筋トレしないことがリスクとしか考えることができない効果も発見されています。
美肌効果
ボーラ研究所が見つけた美肌効果があります。下の図はシミと筋肉量の関係を40‐50歳女性を対象に調べたものです。
これは下半身の筋肉からマイオネクチンと呼ばれる物質がでて、メラニンを抑制するということがわかっており、その2つの物質の相関関係を調べたのが下のグラフになります。
もはや、美肌のために筋トレするしか無いようです。
美白化粧品を買う前にスクワットをしましょう。
記憶力増大
ジョージア工科大学の調査では20分間の筋トレで10%の記憶力が改善した報告があります。
実験では、対象者に対し、まずはパソコンの画面上に表示される90枚の写真を見てもらいました。その後、被験者を2つのグループに分け、片方には脚の筋肉に負荷をかけながら曲げたり伸ばしたりする筋トレに50回取り組んでもらい、もう片方には同じ時間を椅子に座ったまま過ごしてもらったのです。
そして2日後、前回見せた90枚に、新しい写真90枚を混ぜ、合計180枚の写真を全被験者に見てもらい、どの写真を覚えているかをテストしました。その結果、筋トレを行なわなかったグループ正答率が平均して50%に対し、筋トレを行なったグループは、10%増の60%の正答率だったのです。
もはや、英単語等を覚えるために筋トレするしか無いようです。TOEICであれば900点が990点に伸びるかもしれません。
死亡リスクが下がる
がんと診断された18歳から81歳の2863名を対象に調べた結果があります。
トレーニングを週に1回している人と、していない人に分け、死亡率を比較したのが下のグラフです。
これから、筋トレをしている人は保険料が下がるかもしれませんね。
もはや、前回の記事も合わせると、筋トレしない理由が見当たりません。
美しく、賢く生き抜くために筋トレをしましょう。