たまに本屋でマネー雑誌を見てみると、高配当株や高配当Reitの特集がやっています。
おいおい、高配当ってことは、安値で放置されてるってことだろー?しかも配当権利日過ぎたら、配当落ちして、配当貰った分だけ、値下がりするだろ?と思うのです。
フィリップモリスの神話があるように高配当と長期成長を繰り返しながら、増配をし、そしてまた株価が上がるというのはアメリカ株だけでは?と思う今日この頃。

どうしても、表紙の雰囲気から知的な匂いを感じさせないマネー雑誌の安易な記事を否定したくなります。
ですので、自分でどうだったのか調べてみました。

調べたのは直近2年のReitのリターンです。
全銘柄を配当が低い順から5段階に分け、その2年間の平均リターンを割り出しました。

みごとに、配当が低いほど値上がり=キャピタルゲイン(赤)を生み出しています。
たとえ、下位に対し、上位の配当利回りが年間4%ほど劣後していても、全く問題ではありません。

もし、投資に詳しい人からの助言で「Reitは配当利回りが高いものもあるので、オススメ」と言われた時、この事実を教えてあげましょう。
そしてマネー雑誌に高配当リートの特集が記載されていれば、マネー雑誌より深い知識を持っているのだと自分をほめて、優越感を持ってください。
世の中とは、雰囲気で物事を進めてくる輩が多いのです。

では。

投稿者

SHIN

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