僕は普段のトレードはプログラミングをしてロジックを実行しています。

また、東証のデータダウンロードサービスを利用して、データを前処理後、分析をプログラムを組んで実施しています。

過去においては、言語はVBAを使用していたり、UWSCというマイナーなマクロソフトでトレードを実行していました。なお、学生時代はCやFortranを使っていました。

これがPythonを覚えてからは、生活が一変しました。Pythonは機械学習をしてAI化もできるし、numpyというアドインを使えばマトリックス計算も楽勝です。あと、巨大な数GBのデータも扱う事も出来るので、分析の幅が広がりました。当然、発注に関してもアドインのseleniumを使えば簡単?にできます。APIも飛ばせます。

統計的な世界ではRと言う言語も優等生らしいのですが、この多様性という面でPythonを推しておきます。

Matlabもパワフルで速度も早いらしいのですが、何せライセンス有料という事で候補から外しました。若干は使えるのですが。

よく、Pythonは仕事で使っているのですか?と聞かれます。特に情報系のエンジニアと話すと話が通じる事もあり、そのように聞かれるみたいです。

仕事ではプログラミング等使った事はありません。

時々、3D-CADと強度計算のためANSYSを使っているぐらいで、残りの時間はWord Excel Power pointです。Pythonでのデータ処理、機械学習、マトリックス計算は個人の趣味です、と答えると、変態ですね、と返ってきます。褒め言葉として受け取っています(笑)

これからの時代、株式投資をするならば、インデックス投資、財務分析を綿密にした個別小型株長期バリュー投資、クオンツトレードのどれかだと思います。特にクオンツ系のトレードならば数値計算、自動発注は当たり前なので、プログラミングは必須スキルだと思います。

ただし、フラッシュボーイズで話題となったアルゴ系HFTは個人的にオススメしません。スキルと言うよりは、スピードがどれだけ早いかなので、マシン、環境で優劣がつくのでしょう。

この世界、あらゆる手法があるので、視野を広げて有効な手法を探してゆけば良いのだと思いますし、ITリテラシーで大きく差がついて行くと予想しています。オヤジになろうとも、新しい事を取り入れる姿勢は続けてゆきましょう。

一生勉強ですね。