私はエアコン28度反対派です。暑くてしょうがありません。
電気代目線で決めた温度だとは思うのですが、本当にそれでいいのでしょうか。

絶対に誰かが調べていると思い、論文を調べてみました。ヘルシンキ大学で”Room Temperature and Productivity in Office Work”のタイトルで室温と仕事のパフォーマンスを計測していました。結果は以下です。

予想通り、温度が高くなっていくと共に効率が落ちているではありませんか。28度と25度では約5%の開きがあります。
私は年間2200時間働いていますが、エアコンをつける夏季の3か月では540時間働くわけです。ですので、28度で働く時間は540時間で、その5%は27時間。私のフロアでは設計者が200人働いていますので、私と同じ条件で働いているとすると27時間x200人=合計5400時間を私のOFFICEでは損をしていることになります。一時間当たりのコストは10000円とするとエアコン3度を上げることによって、年間5400万円をロスしている計算になります。

一度、暑いと思っている人は上を参考にして計算し、会社に提案してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はフロアの男子トイレに大の便座を1個追加するだけで、5年で一億円改善するとお酒の席で上長に報告し、その場で計算した結果を纏めましたが、場所が無いと言われ却下されました。世の中は合理的に動かないようです。

投稿者

SHIN

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