昔やっていて、今はやっていないトレード手法を紹介します。
アイデアとして持って帰ってもらっても構いません。
全て、最初は儲かっていたのですが、途中から陳腐化して止めて行ってしまったものばかりです。
1.NTトレード。ただし、夕場から。
その昔、NTトレードをauカブコム証券でやってました。N225先物とTOPIXの鞘どりというやつです。
ただし、しかけるのは夕場から。
何故かというと、消去法的に考えて、朝一寄付きだとどのようなスプレッドになるかわかりませんし、ザラ場で監視するというのも、サラリーマンにとってはよろしくありません。
更には、夕場の寄付きであれば、日中の引けとスプレッドは比較的変化が無いので、引け情報から注文を出してもオッケーと思っておりました。しかも簡単に分析するだけで利益が見込めたのです。
これを一年ほど続けていたのですが、急に利益を出さなくなり止めました。
2.総合商社のロングアンドショート
総合商社である三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅を一つのユニバースとして構成し、その中でロングアンドショートを実施していました。
大体年率20%ぐらいでした。
こちらも、2016年あたり?に稼げなくなって止めてしまいました。
そのあたりから、総合商社のボラが落ちてきたことが理由だと思っています。
3.N225先物の寄り引けトレード
ベタな戦術です。
NYのファクターとCMEのファクターとドル円のファクターを組み合わせてトレードしていたと記憶しております。こいつは2013年あたりから全く儲からなくなり、止めてしまいました。
4.トヨタ系列のユニバースでのロングアンドショート
トヨタって企業はファミリー的な要素を持っており、デンソー・日野自動車・豊田自動織機とかなりの株を持ち合っています。ということは株価に相関性あるんじゃね?ということを思いつくはずで、そのロングアンドショートを分析してやっていました。
こちらも最初は儲かっていたのですが、ボラの低減により、利益は消失してゆきました。
5.中国が上がっていたら、午後からコマツを買い、中国が下がれば午後からコマツを売る
分析すると、結構相関があったのですが、
10回ほど、実戦でトライして、儲からなかったので止めました。
6.NTTとNTTdocomoのペアトレード
これは昔、記事にしましたね。
7.最後に
回顧録の様になりましたが、昔は結構、個別株の特性を利用してトレードしていたんだなぁと感じた次第。今思うと、個別株とは参入者・トレード主体が移り変わりやすく、安定しないなぁと感じています。
いまでは、資金も大きくなり、上のような戦術は積極的には選びませんが、
もし、有効性がある個別株のトレード方法が見つかったのなら、秘密裏にやってみても良いと思います。