近況

仮想通貨の動きがもう掴めなくなりました。
改善はしてきたものの、それでもだめです。

そのため、仮想通貨のエクスポージャーは一気に減らすことにしました。

先日のFOMCでは利上げは見送ったものの、参加者の19人中12人が年内利上げに賛成、そして長く忍耐強く金利をキープするとのことで、しばらくは仮想通貨の参加者が増える事はないと判断しました。

で、新規一転、新たに取り組むのは日経225先物とオプションです。

とりくむ先物戦略

今回の先物の戦略は前からも書いてきたように、週次です。
そこでそのまま運用しようと思っていましたが、先日のオフ会ではカバードコールの話がでて、更にマケデコもオプションの話をやっていただいき、オプションに興味が傾いておりました。そのため、先物戦略にオプションも追加して、ロング・ショートをそのまま変更してカバードコール+カバードプット戦略に変更してみました。

カバードコール・カバードプットにすると何がよいかというと、シャープレシオが各段に向上します。
リターンは若干減る方向になる可能性はありますが、それはIV次第・プレミアム次第となります。

バックテスト結果

青が開発したN225先物システム、黄色がカバードコール+カバードプット戦略です。
IVの設定を一律22%程度にしてみました。普通で20%~28%とみかけたので控え目なはずです。
24%程度に設定すると、この黄色の傾きはかなり上向いてきます。

なお、一回取引あたりのシャープレシオは0.51です。
勝率は80%程度。利益を限定してオプションのプレミアムを受け取っているので、当たり前と言えばそうですが、精神的にも非常にたすかります。

問題のレバは2~3倍で運用しようかと思っていますが、9月10月は試験運転期間としてやってみようかと思います。

なお、日経225先物ミニに対応するかたちでオプションミニがありまして、非常に取り掛かりやすくなっています。オプションと合わせても今のIVなら証拠金20万以下で1枚でやれます。

発注システムどうしよ

週1回の取引なので、手動でなんとかなりますが、わずらわしいものです。
seleniumか楽天マーケットスピードかカブコムAPIにしようか、悩んでおるのですが、
コード資産的には楽天マーケットスピードなんです。
でもマーケットスピード起動、エクセル起動、マーケットスピード接続という過程を踏むので非常に不安定でして、嫌なんです。
熟慮して立ち上げようと思います。

戦略はまだ増やすよ

オプションは多数優位性を持った戦略があります。
スプレッド系の戦略を試してみようかと思っています。
今の興味はスプレッドをどのようにキャッチするかに行っています。
アビトラ好きな人なら、興味は非常に沸くと思います。

分析はJ Quants APIで楽しんでみようと思っておるところです。

触発されてやってみようと思った人はリスク管理はしっかりしてください。
オプションはリスク管理が最重要ですので、くれぐれも間違えてOTMの大量裸売りは止めましょうね。

<オプション始める時に読むべき本>

①最初に読む本
Kappaさんの本。普通に株始める前に読むべき本でもある。
巻末にあるエビデンス紹介は読んで欲しい。

②オプションやる前に読む本
またもやKappaさんの本。オプション戦略について書かれています。
電子書籍でどうぞ。

③本格的に勉強する本
数式など入ってますが、オプションのドメイン知識をつけるならこの1冊です。

投稿者

SHIN

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です