長期投資は美しく、素晴らしいと思っています。
純粋に企業を応援するという気持ちになれる、そしてその応援する企業がエクセレントな企業であれば、なおさらです。本当に純粋な気持ちで投資ができれば企業の株価が割高であることも気にする必要がありません。

僕は当然のことながら、バリュー投資のグルであるウォーレンバフェット氏は尊敬していますが、孫正義氏のような投資ができればもっと楽しいだろうと思っています。
8月18日のBloomgergの記事にはソフトバンクG投資先(=孫正義銘柄)が記載されていますが、軒並みハイテク企業・ユニコーン企業が並んでいます。

Bloomberg より転載

はっきり言うと、低PER/低PBRを好むバリュー投資家には絶対に手の出ない銘柄ばかりです。特に電気自動車で有名なTSLAも投資先の一つですが、TSLAの予想PERは約1000倍という常識外れの価格となっていますが、これでもピークからー20%になっているのです。販売台数はTOYOTAの1/30であるのに対し、時価総額(=会社の値段)は同等であるのです。TSLAがTOYOTAの売り上げ・利益に到達するのは何年後なのでしょうか?想像もつきません。

成長性を期待される高PERの株価は乱高下が激しく、株式リターンも平均より劣ることは歴史的に証明されています。ですので、もはや価値を買うという発想よりは夢を買うというものなのでしょう。 

ただし、本当のエクセレントカンパニーの株を買えば、高PER企業であっても、夢が大きいのも事実です。

iPhoneが発売されたとき、Appleに注目した人は多いと思います。元々のAppleファンであれば猶更でしょう。 では、iPhoneが発売された2007年6月から、Appleに毎年20万円投資してたらどうなったのでしょうか。20万円という数字はiPhoneやMacを毎年買っていれば同等レベルの数字だとおもいます。

 結果は4000万円にもなります。特に2020年のコロナショック後、ハイテク株一人勝ち状態に突入した後の伸びはすごいです。コロナ鬱など考えられないでしょう。 

これを見ると長期投資は本当に素晴らしいなと思うばかりで、価値を買うバリュー投資だろうが、夢を買う成長株投資だろうが、長期投資であれば正解だと思います。 

投稿者

SHIN

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