auカブドットコム証券のプレスリリースで衝撃のニュースがでてました。
APIの公開です。
APIとはコードを送信するだけで情報のやり取りができるシステムで、
自分のプログラムから証券会社のサーバーにコードを送信するだけで、
発注が可能になるものです。

いままでは証券会社のWEBページにアクセスして、所定のフォームに発注情報を入力して、
暗証番号を入れて発注でしたが、これが、プログラムでコードを生成して送信するだけで注文が完了するのです。

いま、自分の自動取引の方法としてはpythonでWEBブラウザを動かし、注文をフォームに入力して発注していますが、少々不安定な部分をもっています。
一注文あたりに十数秒かかるのです。
これが、コード送信一発で完了するとなると、取引の安定性、スピードが格段にかわります。

これまで、kabu.comのAPIは法人口座のみに公開されていました。
そしてAPIを使っている口座と使っていない口座で成績を比較すると以下の通りだったということです。

出典;https://kabu.com/company/lp/lp90.html

2020年は7月20日までの成績なので、前年比より下がっているように見えますが、
APIを使っている口座は非常に好成績です。

つまりは取引に感情をいれずに、事前に決めた運用をしているケース、もしくはITリテラシーの高い人が取引しているケースでは成績が良いということが裏付けられています。

アルゴリズムトレードはルールが硬直化しやすく、experienced fund manager・trader の方が動きが柔軟で成績が良いという主張をする人がいましたが、どうもそうでもなさそうです。
これは高齢の株式評論家に多い主張です。
彼らはITリテラシーに欠けているので、しょうがないのでしょう。

人間の感情は取引においては裏目にでることは、科学的にわかりきったことですので、当たり前いえば当たり前です。

年末までにAPIを勉強して、もっと取引に幅を持たせるように頑張ってみます。
これからは更にITリテラシーと金融リテラシーの融合が人と差をつける結果になってゆくと予言しておきます。

投稿者

SHIN

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