投資方法について人から聞かれることがあります。
私自身は非常に特殊な方法で投資をしており、自分の方法は他人に対して再現性(その人が実行できるかどうか)がないことが考えられるため、勧められません。
なので、難易度順に勧めてることにしています。
基本的に勧めるからにはエビデンス・再現性が無いとダメです。そしてアグレッシブ物は難易度が高いこととして紹介してます。


①iDeCoで可能な限り積立て。良い債券商品が無いのでS&P500only。(難易度☆)
②積立てNISAでETFを最大限買い付け。もちろんS&P500only。(難易度☆)
③NISA口座でS&P500の3倍レバレッジ(SPXL) 60%、米国長期債の3倍レバレッジ(TMF) 40%。3か月に一回、追加投資でリバランス。(難易度☆☆)
④米国株高配当株投資+配当再投資制度Drip活用 (難易度☆☆☆)
⑤日本株小型収益VALUE株投資(難易度☆☆☆☆)
⑥米国株高配当株投資+Covered Call戦略(難易度☆☆☆☆)
⑦日本株アルゴリズムトレード(難易度☆☆☆☆☆)

番外編
①TOBで稼ぐ(難易度☆☆☆)
②IPOで稼ぐ(難易度☆☆☆☆)

①②は簡単です。税制面でも優遇されていますが、商品が限られており、ここで語るには非常に退屈です。ただし、堅実で人生を楽しく過ごし、投資の事は1%以下の関心事であれば、①②を選べばよいと思います。

③は④より遥かにアグレッシブかもしれませんが、選択肢を絞ったことで難易度を下げました。後日解説しますが、ダブルレバレッジのS&P500ETFよりリスクを抑え且つリターンが高く、ここ10年の年率は30%を超えます。ただし、ほとんどのリターンはトランプ減税バブルによるものなので、今後10年のリターンは下がると思います。

④は楽しいと思います。高配当株投資の正当性はジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」を読めばわかります。株式のリターンは配当がもたらしてきた事実を語っています。SDYというETFでも良いと思いますが、高配当株を選ぶ楽しみ、配当再投資による株数増加により顕著な成長を感じられます。また、DRIPという制度を使うことにより減税処置も受けられます。ただし、日本ではサクソバンク証券のみでの取り扱いです。

⑤は元々、私がやっていた投資方法です。成長性があるにも関わらず、安値で放置されている株を買う手法です。なぜ米国株でやらないのかというと、情報量が必要であり、有価証券報告書やIRを読み込む必要があるためです。ただし、一般人には勧めません。マニア向けです。

⑥は④にオプションのCovered Call戦略を交えたものです。オプションのCovered Callは多数論文がでており、その優位性はエビデンスとして確立されています。個別株のオプションは米国株が主流であり、日本からではインタラクティブブローカーズ証券、もしくはサクソバンク証券で取引できます。簡単なのはサクソバンク証券です。高額取引であればインタラクティブブローカーズ証券が良いでしょう。

⑦はもはや勧めません。今の私がやっている取引で、自分で戦略の優位性をデータ分析で導き、それに賭ける投資法です。データ分析技術、自動発注技術、投資関連の知識をフル動員した仮説検証を繰り返す根気がいります。コンピューター言語も必要です。そしてどこにも情報は無いので、孤独極まりない投資方法です。正しいのかさえ分からないので、精神力も必要です。ただし、一度自信のあるものができれば、放置しておくだけで、資産は増えてゆきます。さらに、ALL ALL WEATHERにも戦略次第で可能なので、不景気での「待ち」が無いことも醍醐味です。最近思うのは日本株は様々なアマノリーが発見されるので楽しいということです。

番外編の①は楽しいと思います。最近は公開買い付け終了時に株価が下がることを利用して空売りできないかと考えています。逆日歩に気を付ける必要があると思いますが。遊びでこれからやってゆきたいと思います。
番外編②は未体験ゾーンです。そもそもネット証券しか経験がないので、大手証券の証券マンとやり取りがあれば、多数チャンスが巡ってくると思うのですが、大手証券の証券マンとやり取りする日はいつの日だろうか?、と思う次第です。

③は私の趣味が入っていますが、もしかしたら、この中で一番利益をあげるかもしれません。⑦はなぜ書いたのかというと、自己紹介に近いかと。
今回紹介した投資法は全て、学術的エビデンス・過去の検証に基づいた方法だと思っています。では。