43歳にもなると年の経過が物凄く早いです。
一方で、投資関連ではまだ夢をみている43歳で安定運用のことなど全く考えていない愚か者です。

一昨年から陥ったスランプを脱出すべく昨年は仮想通貨を始めましたが、真冬に突入し、10月から日本株を再開し、なんとか昨年は若干のプラスで終えました。
仮想通貨は現物ホールド運用で、それはそれでマイナス分を取り返してくれました。

そんなこんなで、新年が明けてから、運用方針をどのようにしようかとずっと悩んでいました。
初詣でお賽銭を入れる瞬間まで運用のことを考えていました。
4日経ち、やっと方針が決まったので、ここに記そうと思います。

バイアンドホールドは最小限に

まずは大きくリスクにさらすシステム運用部分のエクスポージャーをどうするか考えていましたが、maxにすることにしました。うらを反せば株のバイアンドホールドは最小限にするということです。
本当は米株をやりたかったのですが、もう少し金利差が縮小し、円高に振れてからでもよいのでは無いかと思い、後回しにしました。
本当は企業の詳細をひたすらに調べて投資するのが好きなのですがね。
(こうやって、人はリスクを取り、安定収益機会をなくすのですから、真似はしなくて良いです。)

ただし、仮想通貨はバイアンドホールドを続けることにしております。

日本株は先物と個別の双方をシステムトレード

日本株は日経225先物オプションの週次と寄り引けの2種類をシステムトレードしてゆきます。
寄り引けの方は先物ではなくオプションにすることで、最大DDを減らしてます。週次は方向性を予測した上で、安定運用を目指したタイムディケイを狙うオプションシステムになっています。なお、双方とも今のところ順調です。初日の1月4日も勝ちをもぎ取っています。

個別株はJQuantsAPIを使って、寄り引けでトレードします。
正月休みはこのシステムの改善に取り組んでおり、テールリスクを排除すべく色々な指標を試したのですが、結局はシンプルな指標がテールの値を取った時のみのトレード回避するだけのロジックで、最大DDが大幅に下げる事が出来ました。

改善前(下図青線)
Total return1= 539.53%
SR1= 0.220(1回あたり)
勝率1 0.598
maxDD1 -19.33%


改善後(下図黄線)
Total return2= 563.46%
SR2= 0.239(1回あたり)
勝率2 0.602
maxDD2 -6.76%

これは単にある指標が大きく動いた時にトレードを回避するだけのロジックなのですが、
マケデコのアドベントカレンダーの記事を参考にしております。

なお、個別株のシステムトレードの実装は時間がかかりそうで、2月運用開始を考えています。色々とエッジをぶち込んでいるので、データ取得のコードを安定化させるのに時間がかかりそうと思っているためです。

仮想通貨はホールドするだけかも

仮想通貨はちょっとエクスポージャーを下げて、バイアンドホールドすることにしました。
結構なボラなので、バイアンドホールドしか精神的に難しいと判断しただけです。
トレードすることと、バイアンドホールドとでは精神負担が自分の場合では全く異なるということです。

ただし、まだ迷っていることは間違いなく、金利については利下げサイクルが来ているので、仮想通貨バブルが来る可能性が高いと思っています。レバレッジを組んで botで回してゆくと一瞬で上に行けそうな気がしています。私のストップしている botもストップさせた10月からは好調です(下図参照)。それでもSOLの現物ホールドのリターンには勝てませんが。

*青線がアンサンブル後の運用成績

一方で、仮想通貨はこれからも研究もすすめ、DEXにも進出できればとも考えてます。
いまは圧倒的に仮想通貨の知識は少ないため、マニアックな部分にも手を付けてみようと思い、1月はbotter アドベントカレンダーでも読んで勉強しようと思っています。
なお、私はbotter アドベントカレンダー記事のほとんどは理解できていません。

最後に

日本株はテールリスクは可能な限り排除したものの、レバレッジについては結構なレバレッジになりそうです。しかしながら、昔の様に海運株ユニバースレバレッジ3倍みたいなことはしませんので、大人になったのかな、とも思えます。

なお、久しぶりの個別株復活なので、気持ちは非常に前向きです。
これまで培った知識が生かせる場所は個別株ですから。

個別株のシステムが落ち着いたら、次は仮想通貨を再勉強してガンガン行っても良いかもしれないですね。

2024年は利下げサイクルが来るはずなので、エンジョイしましょう!