最近のあらゆる指数がS&P500に敗北しています。
歴史上有利と言われていたあらゆるValue指数もほぼ完ぺきにS&P500に負けています。
トランプ大統領が当選後、法人税を21%に引き下げてから、S&P500は勢いをつけグングン上がってきました。ここ5年はバリュー株はアメリカでは不調で、GAFAを引きいるS&P500にかてるインデックスは存在しないのではと思っていました。

しかしながら、先日知ったののが、このS&P500配当貴族指数(S&P500 Dividend Aristocrats)です。S&P500に含まれる25年間増配を続けている会社で構成されている指数で66銘柄の指数です。パフォーマンスは以下の通りです。

S&P500にほぼ近いです。しかも途中はアウトパフォームをしており、これからGAFA頼みのS&P500にたいし、有望な指標の一つと考えられます。

株式投資における配当は重要な役割を担っており、20年間のホールドの結果では配当起因のリターンが3分の2をしめるという計算結果もあるほどです。つまりは企業成長も伴いながら配当を出す優良企業の集まりを買える、ということは結果としてリターンが高いのは、言うまでもない結果かと思います。

あとはこの指数、ETFなんですか?と聞かれると、アメリカでは上場してます。今日の時点で日本の大手ネット証券会社で買えるか調べてませんが、ティッカーはNOBLです。ちなみに日本で有名な高配当米国ETFであるSDYに対してもアウトパフォームしているので、非常に優秀です。(紫がNOBL,ブルーがSDY)

また、66銘柄の一覧はこちらから確認できます。また、この66銘柄から配当再投資減税プログラムであるDRIPに対応している銘柄群はこちらから確認できます。

ETFを買うのもよし、DRIP銘柄を調べて、次なる暴落時に買い漁り楽しむのも手だと思います。調べていると暴落が待ち遠しいですね(笑)