株をしているというと、どんな銘柄に投資をしているのですか?とか、最近上がっているので儲かっているのですが?とか、下がっているので大丈夫ですか?と聞かれます。

これを聞くと「素人と話したくないな」と心の中で感じるのは、マウントを取ろうとしている証拠かもしれません。性格悪いですよね。
その時は、空売りもしているので、上げ下げは関係ありません、と答えています。
そして、相手が空売りを知らないときは、もはや頓珍漢状態で、そして話が終了します。

私のやっている取引は主に統計的裁定取引と言って、厳密には裁定取引ではないが、売りと買いを同時にすることで、その差が縮まったり、拡がったりすることで利ザヤを稼ぐ戦法を取っています。

ただしこの統計的裁定取引自体、検索してもあまりヒットしません。

更にはYoutuberでもこれを語っている人をみかけましたが、
正直、あまり参考にはなりませんでした。

海外の文献でも参考になるものは少なく、書籍で参考になる記載があるのは以下の2冊だけで、ごく最近に出会ったものです。

最も賢い億万長者 (ジムシモンズの話)

天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す  (エドワードソープの話)

上記、2つとも数学者の運用を描いたものです。

理系の方で、運用は科学的にやりたい、という方は是非読んでいただければと思います。

統計的裁定取引とは、実例を挙げておくと、以下のような取引です。

・低PERの株を買って、高PERの株を売る
・値上がり上位の株を売って、下位の株を買う
・上昇トレンドの株を買って、下降トレンドの株を売る。

まだまだ、アイデアはあると思いますが、いわゆる2つの組み合わせをなんらかのアイデアを持って作成し、取引すればよいのです。

これをすることにより、相場の上げ下げは関係なく、動けば動くほど儲かることになります。

興味が出てくれば、研究して沼にハマってみてください。
私のように。

投稿者

SHIN

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