とうとう4年ぶりの大統領選挙がやってきます。
グローバルリーダーを決めると言っても過言ではない行事です。
そして投資家にとっても非常に重要な日であり、この日を境に世界の株価は大きく方向づけて動くことになります。

4年前の大統領選挙日は2016年11月9日、自分はドイツに出張しておりました。たらふくのサラミとビールでお腹がはち切れんばかりなり、ホテルに帰った後はベットの上で、株価に釘付けになっていたのを覚えています。しかもホテルの部屋は何故かメゾネット風であり、印象的なホテルであったことから忘れることができません。


もともとは私自身はオバマ元大統領が民主党であること、ヒラリー氏の人気も問題ないこと、事前の予測でもヒラリー氏優位だったことから、トランプ大統領が勝つとは思っていませんでした。
日本株もそう考えていたようです。
当時のチャートを下に広げてみましょう。

11月9日の朝、日本株はヒラリー氏優勢の情報を受け、上昇してゆきます。
しかしながら、米国の投票結果の集計が進むにつれ、トランプ大統領の優勢が伝えられ始めます。
それと同時に10時過ぎから急激な暴落を始めます。
そして昼休みを挟み更なる下落状態となり、最終的には一日で日経平均が1000円動くというメモリアルデーとなりました。

これを経験すると明日からも暴落してゆくのか、と考えるところですが、アメリカの株価の方は冷静で、トランプ大統領の減税政策を好感し、急激な上昇を見せました。
そして次の日、日本株は株価をまた1000円戻すという結果となります。
11月9日に損切りした人は11月10日には泣いていたことでしょう。

これからもわかるように、市場は間違えます。
そして大統領選、特にトランプ大統領とバイデン前副大統領は税制面で大きくスタンスが異なることからも、大きな変動が発生すると考えられます。

先日の記事でも戦略を説明したように、上げ・下げを予測するのではなく、保険的なポジション、もしくは動くことのみに注目したポジションを取ることをお勧めします。

なお、私はアメリカ株オプションで大統領選挙に参加するために早速、サクソバンク証券の口座を解説しました。GAFA+Mのオプションで遊んでみようと思います。火傷しない程度に。

投稿者

SHIN

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