時々、思うことがあります。
何故、みんなオプションを勉強しないのか?と。
圧倒的に有利な方法であるにも関わらず、勉強しないようです。

何故か裁量トレードの短期売買が儲かると思ってしまうようです。

人は簡単な事象ほど儲かると錯覚するようで、宝くじや競馬、パチンコ等、簡単なもので、倍率がかかると確率を無視して、儲かると思ってしまうようです。

確率的な話をすると、金融商品の中では圧倒的に有利な位置にいるのがオプションです。
ここではオプションの基礎に関しては割愛しますが、特に有利なのはオプションの売りです。

オプションは満期が設定されていますが、その満期に向かってタイムプレミアムが減少してゆき、結果そのタイムプレミアムは満期でゼロになります。
すなわちは、時間が進むたびに売りであれば、お金が稼げてしまうのです。

ただし、オプションの単体売りは株価が暴騰した時、暴落した時、損失無限大であり、レバレッジもかけやすいので、マネーマネージメントをちゃんとしていない場合、一晩で全財産を失う可能性があります。

そのため、一般的に勧めれらるのはカバードコール戦略です。

カバードコールとは原資産を買い、コールを売るという戦略です。
満期日ごとにコールを売り直し、コール売りに損失がでても、原資産でカバーという戦略です。

この方法はインデックスを買うよりも有利であるというレポートがいくつもあります。

①日経平均に対する優位性

ニッセイ基礎研究所のレポートでは、日経平均に対するカバードコールの優位性を調査していました。

下は日経平均の一日当たりのリターンと日経平均カバードコール戦略(CC戦略)の比較を実施したものです。

殆どの期間で日経平均に対して超過リターンを叩き出しています。
え、もしかしてこれで運用するだけで、ほとんどの期間でインデックスに勝ってしまうの?
だったら、これで運用してファンドマネージャーやれば天才ファンドマネージャーじゃん、となります。
しかも、βが下がっていますので、日経平均が下がっても、それよりも下げ率は低いということです。
俺流に簡単に言えば、βの逆数だけレバレッジをかけても許されるのです。

②リートでも有利

楽天投信投資顧問のページでも優位性を書いた記事がありました。

下は米国リートでカバードコール戦略を試したもので、圧倒的な勝利をインデックスに対して納めています。

10年で3倍になっています。
それに対して、リート単体の運用では分配金込みでも10年で2倍です。
20年後には4倍と9倍の差がつくということです。

米国株投資が流行りのようですが、この記事を見た人はその流行りより先んじて、カバードコール戦略を勉強して米国株で試すことをすすめます。

それをするだけで、市場に勝ち、天才の名を欲しいままにできます。

まずはサクソバンク証券の口座を開きましょう。
僕の紹介ページから飛んでもらうと、紹介料が双方に入るのでお得ですし、僕のブログを続ける励みになりますので、よろしくお願いします。