先日、またもや楽天証券から電話がかかってきました。

どうも、新しくリリースしたマーケットスピード2に対応した楽天RSSについて何か要望があれば聞きたいとのことでした。

時間を決めてエンジニアの方にはお話しをしてみました。

たっぷりと要望をお伝えし、先方にもこちらのニーズを理解いただきました。

逆に先方に関しても、私が結構アクティブな取引を実施していると理解したようで、様々な質問も受けました。なぜとある商品の取引量があがってこないのでしょうか?など。
はっきりとその商品の弱点についてもお話をさせていただきました。

私の伝えた要望は結局は今回のシステムの弱点でもある決済機能です。

やはり、決済機能としては使いづらく、各約定アイテム(同価格・同TICK・同一銘柄)から決済アイテムを指定できないところ痛いところだと思います。
そこは全決済や銘柄指定・数量指定だけで決済できるような仕様をお願いいたしました。

また、決済のなかでもマーケットスピード2に実装しているステルス発注など、可能な限りマーケットインパクトの少ない決済モードも実装いただければ、なお嬉しいことも伝えておきました。

楽天証券としてもAPI開発をするか、今までの顧客層を守るべくExcelでのRSS方式にするか悩み、RSS方式での自動取引環境を構築されたとのことです。
個人的にはHFTでなければ、Excelの方が視認性も良く、管理がしやすいので問題ないと思っていますが、もっと銘柄数が増えてくるとExcelがもっさりしているので、APIの方が良いのかなぁなんて思ってしまいます。

ただし、Excelはマシンパワーさえ上げればサクサク感は出てくるでしょうし、特徴量がちゃんと入力されているかどうかも一発で確認・管理できますので、秒単位での取引でない場合はOKと言うところです。

私は先日、楽天RSSの自動取引に完全移行したところですので、もっと経験して改善要望を更に出してゆこうと思います。